免疫細胞の一つであるマクロファージについて書いてみようと思います。

そもそも免疫システムを担っているのは血液中の白血球です。

各免疫細胞それぞれが自分の役割を果たすことで健康は守られますが、そのなかで最も重要なのがマクロファージと言われています。

たとえば、穎粒球に対して、体内に侵人してきた細菌への攻撃を命じたり、B細胞やT細胞に異物の情報を伝え、それに見合う抗体を作らせるのもマクロファージの仕事なのだそうです

B細胞とかT細胞とかななんのこっちゃ?って感じですが、マクロファージが働かなければ免疫細胞を上手にコントロールすることができないということだけは、なんとなく伝わってきますよね。

ちなみに、B細胞は自然免疫だけでは処理しきれなかった病原体の特徴を記憶し、敵に有効な武器(抗体)を作り出して、すぐさま攻撃を仕掛けてくれる細胞。

T細胞はヘルパー、キラー、レギュラトリーという3つの細胞に分化し、情報伝達や攻撃、攻撃制御を担当しながら体内に侵入した病原体に抵抗してくれる存在だそうです。

話をマクロファージに戻しますが、マクロファージ自らも体内に侵入した病原体や老廃物などの異物を処理し、さらには臓器や器官のサポートもしてくれるそうです。

マクロファージさん、仕事しすぎですね(笑)

 

これまでにも、免疫には2種類あるということを書いてきたと思います。

生まれたときから備わっている自然免疫と、後天的に身につく獲得免疫の2つです。

これまでは、「免疫」というと獲得免疫ばかりに注目が集まっていたそうです。

自然免疫では抑えきれないインフルエンザや、風疹などの特定のウイルスや細菌などを攻撃し、病気の発生を防いでくれるなど、派手な働きをするため注目されていたそうです。

しかし、2011年に米テキサス大学のブルース・ボイトラー博士らによって、獲得免疫が働くためには自然免疫の力が欠かせないことが明らかになり、俄然、自然免疫が注目されるようになったとのこと。

そして、そんな自然免疫の中心的存在がマクロファージというわけです。

マクロファージとは「大きい=マクロ」と「食べる=ファージ」を意味しています。その名の通り、貪食という機能を持つ食細胞です。

その大食いぶりから大食細胞と称されているほどだそうです。

 

マクロファージはなにを食べるのか?

マクロファージは、まずは外から侵入したウイルスや細菌を食べるそうです。頼もしいですね。

T細胞やB細胞に任せる前に、まずは自分の力でできることは自分で処理をするそうです。

さらにがん細胞や、酸化した脂質、変色したたんぱく質などの老廃物、ほこりに至るまで、体内にある不必要なものすべてを平らげて処理をしてくれるんだとか!

いわば、体内の頼れる掃除屋さんですね。

となると、もしマクロファージの働きが著しく低下したときが恐ろしいですよね。。。

一体どうなってしまうのでしょうか?

きっと体内はゴミだらけになるでしょう、とのことです。

体内がゴミだらけって・・・想像しただけでぞっとしますね。

人間の体は絶えずエネルギーを取り入れて代謝をし、別のエネルギーを作り出して細胞を生かしています。

そして、生きている限り細胞は常に新しく生まれ変わります。

いわゆる新陳代謝ですね。

役目を終えた細胞は、言うなれば死骸となります。

体にとって異物になってしまうのです。

もしそれが取り除かれなければどうなるか?

体内にゴミがあふれてしまいますよね。

それらが、ガンやアルツハイマーなど、さまざまな病気を引き起こす原因になると言われているそうです。

マクロファージがいなければ、健康を守ることができないばかりか、生きていくことさえできないんですね。

そして、マクロファージにはもう一つ、とてつもない重要な機能があります。

それは、臓器や器官の働きをサポートすることです。

人体の各部分には、それぞれ役割がありますよね?

例えば、腸は食べ物の消化吸収をする、肝臓は解毒をするといった働きがあります。

マクロファージは、そうした生理的機能を正しく行えるようにしてくれるそうです。

 

マクロファージとは?まとめ

●健康を維持する仕組みを支える

●元気な体の基盤作りをしてくれる

それがマクロファージの機能ということですね。

生きていくためにとても大切で重要な自然免疫です。

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